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上海市中心部の道路整備着々と進む 上海事務所
所長
福島勝彦 上海市の中心を高架による内環状線が囲んでいるが、この内側を縦横に3本づつの幹線道路が整備されつつある。これを鳥瞰すると「申」字状に見えることから申字高架と呼ばれる。申は上海市の別称でもある。 上海市街中心の道路整備は着々と進められており、8月の建設工事を経て本年内には、この幹線道路「三縦三横」が完成し、恒常的な交通渋滞の緩和が期待されている。 華山路、陸家浜路の拡張工事が始まり、延安路中間部の高架路の重要橋梁が石門路、延安中路の交差点を跨ぐまでになった。肇家浜路の改造工事も終わろうとしている。 「三縦三横」の道路は上海市街中心を貫ぬく6本の重要交通道路で全長約56.6q。これらの道路はところどころで寸断され、一本の道路としてつながっていなかったり、つながっていたとしても、整備不良や道路幅が狭かったりと、車の通行に著しい制約があった。1990年代初めから、これら6本の道路整備工事が順次進められ、四方八方につながる質の高い道路交通網が形成されることになった。 目下、「三縦」のうち、道路の一本は南浦大橋を起点に、中山東二路、中山東一路、呉淞路、四平路を経って走馬塘に至る幹線で改造工事は終わっている。2本目は、内環状道路魯班路立体交差点を起点に南北高架を経って共和新路までの道路で、南北高架路の建設によって完成している。上海体育館を起点に漕渓北路、徐家匯までと華山路、江蘇路、曹陽路、中山北路を一本にして直結する3本目の幹線道路は華山路の1.1qの部分を除き、完成している。 「三横」つまり横に走る道路のうち、北側の道路は中山西路を起点に長寧路天目路、新彊路、海寧路、周家嘴路を経て大連路に至る道路で、工事が進められている。 中央を横に走る道路は虹橋空港(現在上海空港)から延安高架路を経て延安路トンネル(黄浦江の下を通り、浦東、浦西をつなぐトンネル)までの道路で、本年9月延安高架路の中間部の完成により、全線がつながる予定である。 南側を横に走る道路は南浦大橋を起点に陸家浜路徐家匯路、肇嘉浜路、徐鎮路、虹橋路を経て中山西路に連結する。この路線は1.8qの陸家浜路の道路拡幅工事がまだ残っているが、8月末には車の通行が可能になる予定。 高層建築が建ち並ぶ大都市に相応しい道路整備が望まれるが、工事による車の渋滞とほこりには誰もが悩まされている。
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