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IBOニュース  平成114月号(No.94)

 上海の女性、化粧品に出費惜しまず  

上海事務所  所長  福島勝彦

  お洒落心は人間誰もが持っており、とりわけ女性は自分を化粧して美しく見せようとする。中国においては、改革開放前は化粧をしようもななら厳しい非難を浴びたが、今では人々の生活に潤いをもたらすものとなっている。

  上海統計局が上海市の女性を対象に行った化粧品に関する最近の調査によると近年上海の女性の化粧熱は高まっており、一カ月に費やす化粧品代が100(1元=15)を超える女性が全体の15%に上っており、上海市の化粧品市場の急速な発展に寄与しているようだ。15%の女性のうち24%が2040歳、20%が2529歳、8%が4044歳、4%が4549歳と若い人ほど化粧品にお金をかけていることが分かった。

  調査によると洗顔クリームを使って肌を清潔にすることは多くの女性にとって欠かせないものとなっている。以前は、主として石鹸が使われていたが、今では、多品種の洗顔用品が出回り、顔面を清潔にするだけでなく肌に潤いを与え、皮膚の老化防止にも役立っている。調査対象の女性のうち92%が洗顔クリームを有し、毎日使用する人は80%に達するという。香水も女性必携用品となっており、毎日香水を使用する女性が9%、外出や各種活動参加時に使用する女性43%となっている。各種化粧品の保有率は洗顔クリームが92%、口紅90%、ペンシルタイプの眉ずみが59%。各化粧品を毎日使用する人はペンシルタイプの眉ずみ29%、香水9%,リンス55%、調髪用ムース48%という結果が出ている。

  上海も景気にやや陰りが見え、消費者は買い控え傾向にあるが、化粧品は別のようである。現在、上海の化粧品市場では200銘柄の品目が販売され、100余社のメーカーがしのぎけずっている。さらに美しくありたいと願う女性をターゲットにした化粧品メーカーはシェアーの拡大に奮闘を続ける。